火葬の日まで、住み慣れたおうちで過ごさせてあげたい。そのために大切なのが「安置」です。この記事では、用意するものから保冷剤のあて方、季節や住まいごとに気をつけたいことまで、手順に沿ってまとめました。
この記事の要点
- 用意するのは箱(またはかご)・ペットシーツ・タオル・保冷剤の4つです。
- 保冷剤は、タオルで包んで頭とお腹のまわりにあてます。
- 安置の日数は、涼しい時期で2〜3日、暑い時期は1〜2日が目安です。
- 直射日光を避け、エアコンで部屋を涼しく保ちます。保冷剤は溶けたら交換します。
- ドライアイスを使うときは、素手でさわらず、タオルで包んで体に直接あたらないようにします。
用意するもの
| もの | 使い方 |
|---|---|
| 段ボール箱・かご・ペット用ベッド | 体がおさまる大きさのものに寝かせます |
| ペットシーツ(なければビニールと新聞紙) | 体液が出ることがあるので、いちばん下に敷きます |
| バスタオル・薄手の綿タオル | シーツの上に敷き、体を包みます |
| 保冷剤(小さなものでも可) | タオルで包み、頭とお腹のまわりにあてます |
| ガーゼやティッシュ | 口元やお尻をそっと拭きます |
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安置の手順
体を整える
まぶたと口をそっと閉じ、手足をやさしく曲げて、眠っているような姿勢にします。体が固くなる前のほうが整えやすいです。
箱にシーツとタオルを敷いて寝かせる
いちばん下にペットシーツ、その上にタオルを敷き、体を寝かせます。
頭とお腹を冷やす
保冷剤はタオルで包んでから、頭とお腹のまわりにあてます。包んでおくと、結露で体やタオルが濡れるのを防げます。
部屋を涼しく保つ
直射日光の当たらない、いちばん涼しい部屋に寝かせます。エアコンは冷房で使います。
保冷剤を交換する
溶けたら冷えたものと取り替えます。冷凍庫で2〜3セットを交代で使うと安心です。
保冷剤の数の目安(体の大きさ別)
| 体の大きさ | 保冷剤の数 |
|---|---|
| ハムスター・小鳥など | 小さなもの1〜2個 |
| うさぎ・猫・小型犬(5kgくらいまで) | 2〜4個 |
| 中型犬(5〜15kgくらい) | 4〜6個 |
| 大型犬(15kg以上) | 6個以上。ドライアイスも考えます |
※ 保冷剤の大きさや季節で変わります。暑い時期は多めに用意し、こまめに交換してください。
季節ごとの注意点
暑い時期(梅雨〜残暑のころ)
体の変化が早く進みます。エアコンで部屋を冷やし続け、保冷剤は多めに、こまめに交換します。安置は1〜2日を目安に、早めの火葬を考えてあげてください。詳しくは梅雨・夏の安置と残暑の安置で解説しています。
涼しい時期(秋〜春)
涼しい時期でも、冷やすことは変わらず大切です。暖房の効いた部屋やホットカーペットの近くは避けます。10月ごろは日中に気温が上がる日もあるので、天気予報も見ながら保冷剤を調整してください。安置は2〜3日ほどが目安です。
住まいごとの注意点
マンション・アパート
日当たりのよい部屋は温度が上がりやすいので、北側の部屋など涼しい場所を選びます。訪問火葬を頼むときは、駐車できる場所や、お部屋から車までの道のりを伝えておくと、当日の段取りがスムーズです。
エアコンが使えない部屋
保冷剤を多めに用意し、交換の間隔を短くします。保冷剤だけでは冷やしきれない暑さのときは、ドライアイスを使う方法もあります。早めの火葬も考えてあげてください。
ドライアイスを使うとき
- 素手でさわらない(軍手やトングを使い、タオルや新聞紙で包む)
- 体に直接あてず、タオルを間にはさむ
- 閉め切った狭い部屋で大量に使わず、ときどき換気する
してはいけないこと
- 直射日光の当たる場所や、暖房の効いた部屋に寝かせる
- 保冷剤をタオルで包まずに、体に直接あてる
- ゴム製品・プラスチック・フリース素材のものを、火葬のときに一緒に入れる(お骨がきれいに拾えなくなることがあります)
D&Cドッグアンドキャットのご葬儀では、ご出棺のときに薄手の綿タオルなどで包んでいただき、お花やお好きだった食べ物を添えていただけます。安置のしかたで迷ったら、お電話でお気軽にお尋ねください。24時間承っています。
よくあるご質問
Q. ペットのご遺体は何日くらい安置できますか?
涼しい時期で2〜3日、暑い時期は1〜2日ほどが目安です。頭とお腹を保冷剤で冷やし、部屋を涼しく保ってください。
Q. 保冷剤はどこにあてればいいですか?
頭とお腹のまわりです。保冷剤はタオルで包んでからあててください。
Q. ドライアイスは使ってもいいですか?
使えます。素手でさわらず、タオルで包んで体に直接あたらないようにし、換気にも気をつけてください。
Q. 安置している間、そばにいてもいいですか?
もちろんです。体を冷やしていれば、そばでゆっくりお別れの時間を過ごしていただけます。
安置のしかたで迷ったら、お電話ください
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