大切な家族が息を引き取った直後は、何から手をつければよいか分からなくなるものです。まず知っておいていただきたいのは、すぐにしなければならないことは多くないということです。この記事では、亡くなった直後から24時間までの流れを時間の順に整理し、体に起きる変化の目安、火葬の依頼先の選び方、犬の場合に必要な届出までをまとめました。
この記事の要点
- 最初の1〜2時間でしたいのは、体を整えることと、冷やし始めることの2つです。
- 亡くなって数時間ほどで体が固くなり始めることが多いため、手足は早めにやさしく曲げておきます(体の大きさや室温で変わります)。
- 安置の目安は、涼しい時期で2〜3日、暑い時期は1〜2日ほど。頭とお腹を保冷剤で冷やします。
- 火葬の依頼は、電話で総額を確かめてから決めると安心です。
- 犬の場合は、30日以内に区役所・市役所へ死亡届が必要です(狂犬病予防法)。猫・うさぎ・ハムスター・小鳥などは不要です。
時間の流れで見る:亡くなった直後から24時間まで
| 時間 | 体に起きること(目安) | すること |
|---|---|---|
| 直後〜1時間 | 体温が少しずつ下がり始めます。まぶたや口が少し開いていることがあります | まぶたと口をそっと閉じ、手足をやさしく曲げて、寝ている姿勢に整えます |
| 1〜3時間ごろ | 体が固くなり始めることが多い時間です(死後硬直) | 体の下にペットシーツやタオルを敷き、頭とお腹のまわりに保冷剤をあてます |
| 3時間〜半日 | 口やお尻から体液が出ることがあります | ガーゼやティッシュでそっと拭き、汚れたシーツを取り替えます |
| 半日〜24時間 | 体はしっかり冷えて固くなっています | 火葬の方法と日時を決めて、依頼先に連絡します。お別れの時間をつくります |
| 30日以内(犬のみ) | — | 登録している区役所・市役所に死亡届を出します |
※ 体の変化が起きる時間は、体の大きさ・室温・亡くなったときの状態で大きく変わります。表は目安としてご覧ください。固くなった体は、時間がたつと再びやわらかくなることがあります。無理に動かさず、そのままの姿勢で冷やしてあげてください。
「今すぐ相談したい」ときは、24時間いつでもお電話ください。品川区・大田区・目黒区を中心に最短当日でお伺いし、総額を事前にご案内します。
お電話で話すのがつらい方は、折り返し電話を依頼することもできます。
最初の1〜2時間でしたいこと
体を整える
まぶたと口をそっと閉じ、手足をやさしく曲げて、眠っているような姿勢にしてあげます。体が固くなる前のほうが整えやすいので、これだけは早めにしてあげてください。
体の下にシーツを敷く
体液が出ることがあるため、ペットシーツや薄手のタオルを体の下に敷きます。段ボール箱やかご、いつも使っていたベッドに寝かせてあげても大丈夫です。
冷やし始める
保冷剤をタオルで包み、頭とお腹のまわりにあてます。部屋は直射日光を避け、エアコンで涼しく保ちます。
D&Cドッグアンドキャットのご葬儀では、ご出棺のときに薄手の綿タオルなどで包んでいただき、お花やお好きだった食べ物を添えていただけます。ゴム製品・プラスチック・フリース素材のものは、お骨がきれいに拾えなくなることがあるため、一緒に入れるのはお避けください。
安置は何日まで?目安と気をつけること
ご自宅で一晩ゆっくりお別れをして、翌日に火葬をすることもできます。夏場や、2〜3日後に火葬をしたい場合は、保冷剤で頭とお腹を冷やし続けてください。
- 涼しい時期:2〜3日ほどが目安です。暖房の効いた部屋は避けます
- 暑い時期:1〜2日ほどが目安です。エアコンで部屋を涼しく保ちます
- 保冷剤は溶けたら交換します。冷凍庫で2〜3セットを交代で使うと安心です
- ハムスターや小鳥など体の小さな子は変化が早いので、早めの火葬を考えてあげてください
季節や住まいに合わせた詳しい安置のしかたは、ペットのご遺体の安置方法で解説しています。
火葬の方法を選ぶ:3つの選択肢
| 方法 | お骨 | お別れ | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| ご自宅に来てもらう訪問火葬 | 返してもらえる | ご自宅でゆっくりできる | 車がなくても依頼できる。夜間・早朝に対応する業者もある |
| ペット霊園・火葬場へ持ち込む | 返してもらえる(合同火葬は返らないことが多い) | 施設で行う | 車で運ぶ必要がある。納骨までまとめてできる施設もある |
| 区役所・市役所に引き取りを頼む | 返らない | 基本的にない | 費用は安い(品川区は清掃事務所で1頭3,000円・25kg未満。区では火葬は行っていません) |
どれを選ぶかの分かれ目は、お骨を手元に残したいかどうかと、ご自宅でお別れしたいかどうかです。
依頼する前に、電話で確かめたい3つのこと
総額はいくらか
体重とプランを伝えて、総額を聞きます。出張費・骨壺代・夜間の料金が含まれているかも確かめます。
個別に火葬し、お骨を全部返してもらえるか
ほかのペットと一緒にしないか、お骨はすべて返してもらえるかを確かめます。
いつ来てもらえるか
最短でいつか、ご希望の時間帯にうかがえるかを確かめます。
D&Cドッグアンドキャットでは、お電話でペットの種類・体重・ご住所・ご希望の日時を伺い、その場で総額をお伝えしています。お見積りでお伝えした金額のあとに、追加でご請求することはありません(当日ご希望で追加したオプションを除く)。品川区・大田区・目黒区を中心に東京23区は出張費無料、24時間365日お電話で承っています。
犬の場合は、30日以内に死亡届を
犬は狂犬病予防法で市区町村への登録が義務づけられていて、亡くなったときも30日以内に届け出ることが定められています(同法第4条第4項)。猫・うさぎ・ハムスター・小鳥などには、この届出はありません。
- 届け出る先:犬を登録している区役所・市役所(東京23区は区)
- 手元にあれば返すもの:犬の鑑札と、その年度の狂犬病予防注射済票(見つからないときは窓口でご相談ください)
- 方法:窓口のほか、品川区・大田区・目黒区はオンラインでも届け出られます
マイクロチップを登録している犬・猫は、環境省の「犬と猫のマイクロチップ情報登録」で死亡の届出をします。届出は火葬が終わってからでも間に合います。急ぐべきなのは、体を整えて冷やすことです。
参考にした公的情報
- 狂犬病予防法 第4条(e-Gov法令検索)(登録した犬が死亡したときは30日以内に届出)
- 犬と猫のマイクロチップ情報登録(環境省)(死亡の届出はオンラインでも可)
- 品川区「犬の登録・狂犬病予防注射」
- 品川区「犬の飼い主の方へ」(清掃事務所の引取り(有料3,000円・25kg未満))
- 大田区「犬の死亡届」
- 目黒区「飼い犬の死亡届」(オンライン申請)
よくあるご質問
Q. ペットが亡くなったら、まず何をすればいいですか?
まぶたと口を閉じ、手足をやさしく曲げて体を整えます。体の下にペットシーツやタオルを敷き、頭とお腹のまわりを保冷剤で冷やします。火葬の依頼は、そのあと落ち着いてからで大丈夫です。
Q. 死後硬直はいつから始まりますか?
体の大きさや室温によって違いますが、亡くなって数時間ほどで体が固くなり始めることが多いです。固くなる前に手足をやさしく曲げておくと、寝ている姿勢に整えやすくなります。
Q. 火葬までに何日くらい安置できますか?
涼しい時期で2〜3日、暑い時期は1〜2日ほどが目安です。頭とお腹を保冷剤で冷やし、溶けたら交換してください。体の小さな子は早めの火葬を考えてあげてください。
Q. 夜中に亡くなった場合、朝まで待ってもいいですか?
大丈夫です。体を整えて冷やしておけば、朝になってから連絡しても間に合います。夜のうちに相談したい場合は、24時間電話を受け付けている業者に連絡できます。
Q. 犬が亡くなったら役所への届出は必要ですか?
必要です。狂犬病予防法により、30日以内に登録している区役所・市役所へ死亡届を出します。猫やうさぎなどには届出はありません。
まずは、お電話でご相談ください
体を整えて冷やしたら、あとは私たちがお手伝いします。
24時間365日、お電話で承ります。東京23区は出張費無料です。
お電話で話すのがつらい方は、折り返し電話を依頼することもできます。

