「もう何ヶ月も経つのに、涙が止まらない」
「たかがペットで、と思われそうで誰にも言えない」
「あのとき助けられたのではないか、と考えてしまう」
——そう感じているあなたへ。それは異常なことではありません。深く愛したぶんだけ、失ったときの痛みが大きいのは当然のことです。この記事では、ペットロスとの向き合い方について、急がずにお話しします。
この記事の要点
- ペットを亡くして涙が止まらない、自分を責めてしまうのは異常なことではありません。
- 悲しみや自責、怒りといった心の反応だけでなく、不眠や食欲の変化など体に出ることもあります。
- 泣くことを自分に許し、気持ちを言葉にし、食事と睡眠のリズムだけは保ってみてください。
- 生活への支障が数ヶ月以上続く、眠れない、食べられない、自分を傷つけたいときは専門家に相談を。
- 回復とは忘れることではなく、悲しみと一緒に生きていけるようになることです。急がなくて大丈夫です。
ペットロスで現れる、さまざまな反応
人によって現れ方は違いますが、次のような反応はよく見られます。どれも「よくあること」です。
心に現れるもの
- 深い悲しみ、涙が止まらない
- 自分を責める気持ち(「もっと早く病院に連れて行けば」)
- 怒り(獣医師、家族、自分自身に対して)
- 実感が湧かない、まだいるような気がする
- 何もする気が起きない、無気力
体に現れるもの
- 眠れない、または眠りすぎる
- 食欲がない、または食べ過ぎる
- 頭痛、胃の不調、疲れやすさ
- 集中できない、物忘れが増える
感覚として現れるもの
足音が聞こえた気がする、気配を感じる、名前を呼ばれた気がする——こうした体験を「おかしくなったのでは」と不安に思う方がいますが、深い喪失のあとによく報告される自然な反応です。
「今すぐ相談したい」ときは、24時間いつでもお電話ください。品川区・大田区・目黒区を中心に最短当日でお伺いし、総額を事前にご案内します。
お電話で話すのがつらい方は、折り返し電話を依頼することもできます。
「自分を責めてしまう」ことについて
ペットロスでとくにつらいもののひとつが、自責の念です。「あのときああしていれば」「気づいてあげられなかった」。
ここで、ひとつだけお伝えさせてください。あなたがそれほど自分を責めるのは、それだけ真剣にその子と向き合ってきたからだと思います。大切な相手だったからこそ、悔やむ気持ちが生まれるのではないでしょうか。
💙 「後悔しない見送り」はありません
どれだけ尽くした方でも、何かしらの後悔が残るのは自然なことです。それは、あなたの落ち度ではなく、愛情の深さの裏返しなのだと思います。
周囲の言葉に傷ついたとき
「たかが動物でしょう」「また飼えばいい」「いつまで泣いてるの」——悪気のない言葉に、深く傷つくことがあります。
その人は、同じ経験をしたことがないだけかもしれません。理解してもらおうと消耗するより、分かってくれる人にだけ話すほうが、あなたの心は守られます。
ペットを飼っている友人、SNSの同じ経験を持つ人、動物病院のスタッフ——「分かる」と言ってくれる相手を探してください。
やってみてもいいこと(無理のない範囲で)
泣くことを、自分に許す
我慢しないでください。涙は、心が回復に向かうための自然な働きです。
気持ちを言葉にする
日記でも、その子への手紙でも構いません。頭の中にあるものを外に出すだけで、少し軽くなることがあります。
思い出を形にする
写真をまとめる、アルバムを作る、メモリアルコーナーを整える。手を動かす作業は、気持ちの整理に役立つことがあります。
生活のリズムだけは保つ
食べる、寝る、少し外に出る。気持ちが戻らなくても、体のリズムだけは——それが回復の土台になります。
急いで次の子を迎えない
「寂しさを埋めるため」に迎えると、その子とも、亡くなった子とも、うまく向き合えなくなることがあります。迎えるとしても、気持ちが落ち着いてからで遅くありません。
専門家に相談してもよいとき
次のような状態が続く場合は、心療内科・精神科、またはカウンセリングを検討してください。弱さではなく、適切な対処です。
- 数ヶ月以上、日常生活に支障が出ている(仕事・家事ができない)
- 眠れない状態が続いている
- 食事がとれない
- 自分を傷つけたいという気持ちがある
📞 相談できる窓口
気持ちがつらく、誰にも話せないときは、厚生労働省のサイト「まもろうよ こころ」で紹介されている電話・SNSの相談窓口や、こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)が利用できます(受付時間は地域によって異なります)。「ペットのことで」と伝えて構いません。ためらわずにお使いください。
回復とは、忘れることではありません
よく「早く元気になって」と言われますが、ペットロスからの回復は、その子を忘れることではありません。
思い出しても涙が出るだけではなく、笑えるようになること。悲しみが消えるのではなく、悲しみと一緒に生きていけるようになること。それが回復のかたちです。
時間はかかります。人によって半年かかることも、何年もかかることもあります。それでいいのです。急がないでください。
当社では、火葬後のご相談も承っております。「お骨をどうしたらいいか決められない」といったご相談でも構いません。急かすことはいたしませんので、お気持ちが向いたときにご連絡ください。
参考にした公的情報
- まもろうよ こころ(厚生労働省)(電話・SNSの相談窓口)
- こころの健康相談統一ダイヤル(厚生労働省)(こころの健康相談統一ダイヤル)
よくあるご質問
Q. ペットロスはどのくらいで治りますか?
人によって大きく異なります。半年で落ち着く方も、数年かかる方もいます。期限はありません。急がないでください。
Q. 気配を感じたり、足音が聞こえた気がします。おかしいのでしょうか。
おかしくありません。深い喪失のあとによく報告される自然な反応です。
Q. どういうときに専門家に相談すべきですか?
数ヶ月以上日常生活に支障が出ている、眠れない、食事がとれない、自分を傷つけたい気持ちがある——こうした場合は心療内科やカウンセリングをご検討ください。

