9月も今日で終わりです。この1か月、ペットの見送りと供養について書いてきましたが、最後にいちばん現実的で、いちばん後悔の少ない選択肢をご紹介します。分骨——お骨の一部を手元に残し、残りを納骨したり散骨したりする方法です。
分骨とは
お骨を複数に分けて、別々の方法で供養することです。たとえば——
- 一部を小さなカプセルに納めて手元に、残りを霊園へ納骨
- 一部を手元に、残りを海に散骨
- ご家族それぞれが少しずつ持つ(実家と自宅に分けるなど)
- 一部をペンダントに、残りは骨壺のまま自宅に
「今すぐ相談したい」ときは、24時間いつでもお電話ください。品川区・大田区・目黒区を中心に最短当日でお伺いし、総額を事前にご案内します。
なぜ分骨をおすすめするのか
「今すぐ決めなくてよくなる」から
最大の理由です。納骨先を選ぶには時間がかかります。霊園を見学し、費用を比べ、家族と相談する——お別れの直後に、冷静な判断は難しいものです。
分骨カプセルに一部を納めておけば、「手元にはこの子がいる」という安心を確保したうえで、残りをゆっくり考えられます。
家族の意見が分かれたときの解決策になるから
「手元に置いておきたい」派と「きちんと納骨してあげたい」派——ご家族で意見が割れることは、決して珍しくありません。分骨なら、どちらの希望も叶います。どちらかが我慢する必要がなくなります。
取り返しのつく選択だから
合祀や散骨はやり直せません。分骨で一部を手元に残しておけば、後から「やっぱり手元に置きたかった」と後悔することがありません。
引っ越しや環境の変化に対応できるから
転居、施設への入居、ご自身の高齢化。数年後の生活は誰にも分かりません。手元に少しあれば、どこへ行っても一緒にいられます。
「分けるのはかわいそう」と感じる方へ
「体を分けるようで抵抗がある」というお気持ちを伺うことがあります。とても自然な感覚だと思います。
ひとつの考え方として——人間の世界でも、分骨は古くから行われてきました。本山納骨といって、遺骨の一部を宗派の本山に納める習慣は各地にあります。決して特殊なことでも、不敬なことでもありません。
そのうえで、抵抗があるならされなくて構いません。骨壺のまま、すべてを手元に置いておく——それも何の問題もない、立派な供養です。
分骨するときの実際
いつ行うか
火葬直後のお骨上げのときが最も簡単です。骨壺に納める前に、一部をカプセルへ移すだけで済みます。
後からでも可能です。骨壺を開けて一部を取り出す形になりますが、ご自身で行うことに抵抗がある場合は、業者に依頼できます。
必要なもの
分骨用の容器(カプセル、ミニ骨壺、ペンダントなど)です。当社では、すべてのプランに分骨カプセルが含まれていますので、追加でご用意いただく必要はありません。
手続きは必要か
人間の場合は「分骨証明書」が必要になることがありますが、ペットの場合、法的な手続きは不要です。ただし、霊園に納骨する際に書類を求められることがあるため、納骨先に事前確認されると安心です。
どこの骨を分けるか
決まりはありません。多いのは「喉仏に近いとされる背骨の一部」や、小さくて納めやすい部分です。
「この子の足が好きだったから足の骨を」——そうした選び方でも、まったく構いません。あなたにとって意味のある部分を選んでください。当日、スタッフにご相談いただければお手伝いします。
9月の記事を締めくくるにあたって
この1か月、安置の方法から供養の選び方まで、さまざまなことを書いてきました。共通してお伝えしたかったのは、「急がなくていい」「正解はない」ということです。
火葬の日取りも、納骨の時期も、供養の形も——すべてご家族が決めていいことです。誰かの正解に合わせる必要はありません。
迷ったときは、取り返しのつく選択を。分骨は、その考え方を形にした方法です。
当社では、すべてのプランに分骨カプセルが含まれております。お骨上げの際に、ご希望の部分を一緒にお選びいただけます。また、パウダー加工(粉骨)や、品川区五反田・大田区糀谷・東京都池袋の提携霊園へのご納骨もご相談いただけます。
よくあるご質問
Q. ペットの分骨に手続きは必要ですか?
法的な手続きは不要です。ただし霊園に納骨する際に書類を求められることがあるため、納骨先に事前確認されると安心です。
Q. 分骨は火葬の後からでもできますか?
可能です。骨壺を開けて一部を取り出す形になります。ご自身で行うことに抵抗がある場合は業者に依頼できます。
Q. どの部分の骨を分ければよいですか?
決まりはありません。喉仏に近いとされる背骨の一部や、小さく納めやすい部分が選ばれることが多いですが、ご自身にとって意味のある部分で構いません。
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