今日9月21日は敬老の日。人間のための祝日ですが、長く一緒にいてくれたペットのことを考える日にしてもいいのではないでしょうか。犬も猫も、7歳を過ぎるとシニア期に入ると言われます。この記事では、シニア期の子と過ごす時間を大切にするために、今できることをご紹介します。

シニア期に現れる、静かなサイン

急な変化ではなく、少しずつ現れます。「歳だから」で済ませず、変化に気づいたら記録しておくことをおすすめします。

  • 寝ている時間が増えた/呼んでも起きないことがある
  • 段差を避ける/ソファに飛び乗らなくなった
  • 水を飲む量や食事の量が変わった(増えた場合も要注意)
  • 呼吸が浅い・苦しそう、咳が出る
  • 粗相が増えた/トイレの失敗
  • 夜鳴き、方向感覚の乱れ(認知機能の変化)
  • 口臭が強くなった(歯周病は全身に影響します)

📝 記録が、いちばんの備えになります

スマホのメモに日付・食欲・排泄・様子を一行だけでも残しておくと、診察のときに大きく役立ちます。「いつからですか?」という質問に、正確に答えられるかどうかで診断が変わることがあります。

生活環境を、少し変えてあげる

01

床の滑り対策

フローリングは足腰に大きな負担です。カーペットや滑り止めマットを敷くだけで、転倒や関節への負担が大きく減ります。

02

段差をなくす

ソファやベッドへのスロープやステップを用意。無理なジャンプは、椎間板を痛める原因になります。

03

水と食事を、届く場所に

移動が億劫になります。寝床の近くにも水を置くだけで、脱水を防げます。食器の高さを上げると、首や関節の負担が減ります。

04

室温管理を丁寧に

体温調節が苦手になります。9月下旬は日中の残暑と朝晩の冷え込みの差が大きい時期。エアコンと寝床の毛布、両方を用意しておいてください。

通院と、かかりつけ医との関係

シニア期は半年に一度の健康診断が推奨されます。血液検査で分かることは多く、早期発見できれば選択肢が増えます。

そして大切なのが、「いざというときに相談できる関係」を作っておくこと。夜間や休日の対応、看取りについての考え方——元気なうちに聞いておくと、あとで慌てずに済みます。

看取りに向けて、今できる準備

つらい話に聞こえるかもしれません。けれど準備をしておくことは、その子への裏切りではありません。むしろ、いざというときに慌てず、最後の時間をその子のために使えるようになります。

01

写真と動画を、今のうちに

多くの飼い主さんが「もっと撮っておけばよかった」とおっしゃいます。何気ない日常こそ撮っておいてください。寝顔、ごはんを食べる姿、名前を呼んだときの反応。

02

肉球や鼻のスタンプを残す

インクパッドで簡単に取れます。後から作ることはできません。元気なうちに。

03

「どこまで治療するか」を家族で話しておく

延命治療をどうするか。正解はありませんが、話し合っておくことで、判断を迫られたときにご家族が対立せずに済みます。

04

見送り方を、ざっくりでも考えておく

火葬の方法、お骨をどうしたいか。調べておくだけで十分です。その時が来てから、パニックの中で業者を探すのは本当に大変です。

💭 準備は、後ろ向きなことではありません

「まだ元気なのに、そんなことを考えたくない」——当然のお気持ちです。ただ、事前に少しだけ調べておいた方ほど、最後の時間をゆっくり過ごせたとおっしゃいます。今日、5分だけでも構いません。

D&Cドッグアンドキャットの場合

当社では、まだお別れが来ていない段階でのご相談も承っております。「もしものときの流れを知っておきたい」「料金だけ聞いておきたい」——そうしたお電話も歓迎です。営業のご連絡は一切いたしません。

よくあるご質問

Q. 犬や猫は何歳からシニアですか?

一般に7歳前後からシニア期に入るとされます。大型犬はより早く、小型犬・猫はやや遅い傾向があります。

Q. 元気なうちに火葬の相談をしてもよいですか?

もちろんです。事前に流れや費用を知っておくことで、いざというときに落ち着いて対応できます。当社では事前のご相談も承っており、営業のご連絡はいたしません。

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