9月1日は防災の日。1923年(大正12年)の関東大震災にちなんで定められた日です。この日は、家族の防災を見直す絶好のタイミング。そしてペットも、大切な家族の一員です。「そのときが来たら、この子をどう守るか」——考えておくだけで、いざというときの行動が大きく変わります。この記事では、環境省が推奨する「同行避難」の考え方から、具体的な備蓄リストまでをまとめました。
環境省が推奨するのは「同行避難」
環境省は、災害時に飼い主がペットと一緒に避難する「同行避難」を推奨しています。ここで大切なのは、同行避難とは「避難所まで一緒に安全に避難すること」を指す言葉であり、「避難所の同じ空間で一緒に過ごせること(同伴避難)」を保証するものではない、という点です。
多くの避難所では、ペットは屋根のある別スペースやケージでの管理となります。この違いを知らずにいると、避難所で戸惑ってしまいます。お住まいの自治体がどう定めているかを、平時のうちに確認しておくことが何よりの備えです。
📌 今日できること(5分)
「(お住まいの区名) ペット 避難所」で検索し、自治体のペット同行避難の方針を確認してみてください。品川区・大田区・目黒区でも、それぞれ受け入れ方針や必要な準備物が案内されています。
ペットの防災備蓄リスト|最低3日、できれば7日分
人間用の備蓄は用意していても、ペット用を忘れているご家庭は少なくありません。支援物資はまず人間に配られるため、ペット用品は「自分で用意しておくもの」と考えてください。
フード・水(最優先)
食べ慣れたフードを最低3日分、できれば7日分。療法食を食べている子は、代替が効かないため特に多めに。水も忘れずに。ローリングストック(普段の買い置きを少し多めにして食べた分だけ買い足す)にすると、消費期限切れを防げます。
常備薬・療法食
持病のある子は薬が命綱です。お薬手帳のコピーや、処方内容を撮影した写真をスマホに保存しておくと、かかりつけ以外の病院でも説明できます。
キャリー・ケージ
避難所ではケージ内で過ごすことがほとんど。普段からキャリーに慣らしておくことが、当日の大きな差になります。「キャリー=病院=嫌な場所」にしないよう、日頃からおやつを入れて出入りさせておきましょう。
トイレ用品・衛生用品
ペットシーツ、猫砂、ビニール袋、消臭剤。避難所は共同生活の場です。排泄物の処理を自分で完結できる用意が、周囲への配慮になります。
迷子対策(最重要)
災害時に最も多いのが「はぐれる」こと。迷子札・鑑札・マイクロチップを装着し、飼い主と一緒に写った写真をスマホと紙の両方で持っておきましょう。写真は「この子は私の家族です」と証明する最強の手段になります。
「しつけ」も立派な防災です
意外に思われるかもしれませんが、ケージに入れる・無駄吠えを抑える・人に慣れている——こうした日頃のしつけが、避難所での受け入れを大きく左右します。ストレスの多い環境では、普段おとなしい子でも吠えたり噛んだりすることがあります。平時からの慣らしが、その子自身を守ります。
もしも、災害のあとで愛する子を見送ることになったら
考えたくないことですが、災害時や停電時に、体調を崩したペットちゃんが力尽きてしまうことがあります。そのときは、どうか一人で抱え込まないでください。停電で空調が止まった状況でのご遺体の安置は、通常より難しくなります。保冷剤やドライアイス、風通しなど、状況に応じたご案内ができます。
24時間365日・年中無休でお電話を承っています。深夜・早朝でも、まずは「どうしたらいいか分からない」という段階でご相談ください。品川区・大田区・目黒区を中心に、東京23区全域へ訪問しております。
よくあるご質問
Q. 避難所にペットと一緒に入れますか?
自治体や避難所によって方針が異なります。環境省が推奨する「同行避難」は避難所まで一緒に避難することを指し、屋内の同じ空間で過ごせるかは別問題です。お住まいの区の方針を平時に確認しておくことをおすすめします。
Q. 備蓄は何日分あればよいですか?
最低3日分、できれば7日分が目安とされています。特に療法食や常備薬は代替が効かないため、多めの用意をおすすめします。
もしものときは、
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