火葬を終えて手元に戻ってきたお骨を、どんな形で身近に置いておくか。供養グッズは「ないと困るもの」ではありません。けれど、その子を近くに感じられる形があると、心が少し軽くなる方が多くいらっしゃいます。この記事では、選択肢と選び方の基準をご紹介します。

まず知っておいてほしいこと

供養グッズは買わなければいけないものではありません。火葬時にお渡しする骨壺のまま、静かに置いておくだけでも立派な供養です。「何か買わないと申し訳ない」と思う必要はまったくありません。

そのうえで、「持ち歩きたい」「小さくして飾りたい」といったご希望があるときに、選択肢を知っておくと役立ちます。

① 遺骨カプセル

お骨のごく一部を納める小さな容器。キーホルダーやお守り袋に入れて持ち歩けます。当社ではすべてのプランに分骨カプセルが含まれていますので、まずはこれから始める方が多いです。

  • 選ぶポイント:密閉性(パッキンの有無)、素材(ステンレスは錆びにくい)
  • 注意点:汗や水分に触れる場合は、密閉性の高いものを

② 遺骨ペンダント

お骨や被毛の一部を納めて、身につけられるアクセサリー。「いつも一緒にいたい」という方に選ばれています。

  • 選ぶポイント:開閉方式(ネジ式が確実)、金属アレルギーの有無
  • 注意点:入浴・運動時は外すことをおすすめします。紛失リスクを考え、全部を入れず、ごく少量に

③ ミニ骨壺

通常の骨壺より小さいサイズ。「大きな骨壺は場所を取る」「リビングに置きたい」という方に。陶器・ガラス・金属など素材はさまざまで、インテリアに馴染むデザインも増えています。

残りのお骨は、納骨したり、パウダー加工でかさを減らして保管したりします。

④ ペット用位牌・メモリアルプレート

お名前や日付を刻めるもの。写真を入れられるタイプもあります。宗教的な意味合いを気にされる方もいらっしゃいますが、ペットの場合、決まりはありません。「その子の名前がある場所」として選ばれています。

⑤ メモリアルコーナー用の小物

  • 写真立て:一緒に写った写真がおすすめです
  • ミニ仏具(りん・線香立て):手を合わせる習慣を作りやすくなります
  • お花を飾る一輪挿し:季節の花を替えることで、その子と季節を共有できます

⑥ パウダー加工(粉骨)という前処理

グッズそのものではありませんが、お骨をパウダー状にする加工をしておくと、選択肢が広がります。かさが大幅に減るため、小さな容器に納めやすくなり、散骨や土に還す供養も可能になります。

D&Cドッグアンドキャットの場合

当社ではパウダー加工(粉骨)を承っております。また、遺骨カプセル・ペット用のお布団・メモリアルグッズもご用意しています。火葬時にご相談いただければ、実物をご覧いただきながらご説明いたします。

選ぶときの3つの基準

01

「続けられるか」で選ぶ

立派なものより、日常の中で自然に目に入るもののほうが、結局は長く大切にできます。

02

取り返しがつくか

ペンダントに入れたお骨は、取り出すのが難しい場合があります。少量ずつにしておくと安心です。

03

急いで買わない

気持ちが不安定なときの買い物は、後から後悔することがあります。まずは骨壺のまま数ヶ月置いてみる——それから考えても遅くありません。

よくあるご質問

Q. 供養グッズは必ず用意しなければいけませんか?

必要ありません。火葬時にお渡しする骨壺のまま置いておくだけでも立派な供養です。ご希望がある場合の選択肢とお考えください。

Q. 遺骨ペンダントにはどのくらいお骨を入れますか?

ごく少量で十分です。紛失のリスクを考え、全部を入れないことをおすすめします。入浴や運動時は外してください。

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