「この子と、いつか同じお墓に入りたい」——そう願う飼い主さんは、年々増えています。かつては難しいとされてきましたが、近年はペットと一緒に入れるお墓が確実に増えてきました。この記事では、その選択肢と、探すときに確認すべきことをご紹介します。
なぜ、以前は難しかったのか
人間のお墓は「墓地、埋葬等に関する法律」によって管理されており、埋葬できるのは人間の遺骨と定められています。一方、ペットのご遺骨はこの法律の対象外です。
つまり法律が禁じているというより、霊園や寺院の方針(規約)によって可否が決まってきた、というのが実情です。近年は「家族の一員」という考え方が広まり、ペット同葬を認める霊園が増えています。
ペットと一緒に入れるお墓の種類
樹木葬(最も選択肢が多い)
樹木を墓標とする形式。ペット可の区画を設けている霊園が多く、現在最も選びやすい方法です。自然に還るというイメージから、ペットとの相性がよいと考える方が多くいらっしゃいます。
ペット共葬型の納骨堂
屋内の納骨施設で、ペットと同じ区画に納骨できるタイプ。天候に左右されず、都心部にもあるのが利点です。
ペット可の永代供養墓
承継者がいなくても管理してもらえるお墓。「自分の後を継ぐ人がいない」という方にも安心です。
民営霊園の一般墓(ペット可区画)
従来型のお墓でも、ペット同葬を認める区画を設ける霊園が出てきています。
探すときの確認ポイント
📋 問い合わせで必ず聞くこと
① ペットの遺骨は同じ骨壺/同じ納骨室に入れられるか(別区画になる場合もあります)
② 頭数の制限はあるか
③ ペットを先に納骨できるか(飼い主より先に亡くなるため、これは重要です)
④ 追加費用はいくらか
⑤ 宗旨・宗派の制限はあるか
特に③は見落とされがちです。「飼い主が亡くなるまでペットを預かってもらえるのか」——ここを確認しないと、結局それまでの間の供養先を別に探すことになります。
すでにお墓がある場合
先祖代々のお墓がある場合、そこにペットを入れられるかは霊園・寺院の規約次第です。まずは管理者に確認してください。断られるケースも珍しくありません。
また、ご親族の理解も必要です。「ペットを同じ墓に」という考えに抵抗を感じる方もいらっしゃいます。トラブルを避けるためにも、事前に相談されることをおすすめします。
決まるまでは、手元供養で
ペットと一緒に入れるお墓を探すには時間がかかります。その間は手元供養で問題ありません。お骨は適切に保管すれば何年でも持ちます。
また分骨という方法もあります。一部を手元のカプセルに、残りを将来のお墓へ——という形なら、今すぐ決めなくても大丈夫です。
当社ではすべてのプランに分骨カプセルが含まれております。「将来的に一緒のお墓に入りたいが、今はまだ決められない」という方も、選択肢を残したまま火葬をお済ませいただけます。
よくあるご質問
Q. ペットと一緒のお墓に入ることは法律上できますか?
人間の埋葬は「墓地、埋葬等に関する法律」で規定されていますが、ペットの遺骨は対象外です。可否は霊園・寺院の規約によって決まり、近年はペット同葬を認める霊園が増えています。
Q. ペットを先に納骨してもらえますか?
霊園によります。飼い主より先に亡くなることがほとんどのため、この点は必ず事前に確認してください。対応していない場合は、それまでの供養先を別に考える必要があります。
Q. 先祖代々のお墓にペットを入れられますか?
霊園・寺院の規約次第です。まず管理者にご確認ください。またご親族の理解も必要になるため、事前の相談をおすすめします。
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